ホンダフィットはISOFIXチャイルドシートいつから対応してる?

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ホンダ フィットは、安全性と利便性を兼ね備えたコンパクトカーとして人気の高い車種です。特に、小さな子どもがいる家庭では、チャイルドシートの取り付け方法や設置スペースが気になるポイントではないでしょうか。また、現在乗っているフィットや、購入を検討しているモデルがISOFIXに対応しているのか、いつから対応したのかも気になるところです。

フィットは、ISOFIX対応車種のホンダ車の一つであり、チャイルドシートの固定にISOFIXを活用できます。リアシートの左右にISOFIX固定金具が設置されており、フィットではチャイルドシートを2台取り付けることも可能です。ただし、コンパクトカーであるため、チャイルドシートを設置すると狭く感じることがあり、配置の工夫が必要になります。

この記事では、ホンダ フィット ISOFIXがどこに設置できるのか、フィットのチャイルドシートの取り付け方法や2台設置時の注意点について詳しく解説します。さらに、ISOFIXのメリットや、フィットの室内スペースを活かしたおすすめのチャイルドシート選びについても紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。

記事のポイント

  1. ホンダ フィットがISOFIXにいつから対応しているのか
  2. フィットのISOFIX固定金具の設置場所と取り付け方法
  3. フィットにチャイルドシートを2台設置する際のポイント
  4. ISOFIXとi-Sizeの違いや適合するチャイルドシートの選び方
目次

ホンダフィットがISOFIX対応したのはいつから?対応開始時期と歴史

ホンダフィットがISOFIX対応したのはいつから?対応開始時期と歴史

  • フィットはいつからISOFIX対応?
  • ISOFIXとは?特徴とメリット
  • ISOFIX設置場所
  • ISOFIX対応のチャイルドシートは2台設置可能
  • 取り付け時の注意点

フィットはいつからISOFIX対応?

フィットはいつからISOFIX対応?

ホンダ フィットは、2001年の初代モデル(GD系)発売当初からISOFIX対応のチャイルドシート固定金具を装備しています。これは、フィットの安全性を考慮した設計の一環であり、全グレード・年式を問わず標準装備されています。ISOFIXは、日本国内で2012年7月以降に販売される全車両に義務付けられましたが、それ以前からフィットでは対応していたことが特徴です。

フィットのISOFIX対応が早かった背景には、チャイルドシートの取り付けに関する利便性向上と安全性の強化が求められていたことが考えられます。従来のシートベルト固定方式のチャイルドシートは、取り付けミスが発生しやすく、固定が甘くなった結果、事故時の安全性が十分に確保されないことが問題視されていました。そのため、より簡単で確実に固定できるISOFIXの導入が世界的に進められており、日本市場においてもその流れを受けて、フィットでは初代モデル(2001年)からISOFIX固定金具が標準装備されています。

ただし、ISOFIXに対応しているからといって、すべてのISOFIXチャイルドシートが適合するわけではありません。年式や車種ごとに固定ポイントの位置が異なるため、使用するチャイルドシートの適合表を確認することが重要です。また、トップテザーやサポートレッグの有無によっても取り付け方法が異なるため、車両の取扱説明書を事前に確認することをおすすめします。

ISOFIXとは?特徴とメリット

ISOFIXとは?特徴とメリット

ISOFIX(アイソフィックス)とは、シートベルトを使用せずに車両とチャイルドシートを固定するための国際規格です。従来のシートベルト固定方式では、チャイルドシートの取り付けに個人差が生じ、締め付けが不十分だったり、誤った装着方法で使用されたりすることが多く、安全性に問題がありました。ISOFIXはこうした問題を解決するために開発され、固定金具を使うことで、誰でも簡単かつ確実に取り付けられるようになっています。

ISOFIXの最大の特徴は、車両側の専用金具とチャイルドシートの金具を直接接続することで、しっかりと固定できる点です。シートベルトを使わないため、取り付けに迷うことが少なく、装着ミスのリスクを大幅に軽減できます。さらに、ISOFIX対応のチャイルドシートは、シートベルト固定式と比べて横揺れやズレが少なく、走行中の安定性が高まるのもメリットです。

また、ISOFIXには「トップテザー」や「サポートレッグ」といった補助固定機構が追加されることが多く、前後方向の揺れを抑えたり、より強固に固定したりすることが可能です。これにより、衝突時の衝撃を分散し、子どもをより安全に保護できます。

参考:国土交通省|チャイルドシート出荷量動向に関する現状及び問題点と今後の課題

ISOFIX設置場所

ISOFIX設置場所

ホンダ フィットのISOFIX取付金具は、リアシートの左右2席に標準装備されています。固定金具は、リアシートの座面と背もたれの隙間にあり、ここにチャイルドシートのISOFIXアタッチメントを接続することでしっかりと固定できます。

初代フィット(GD系)

初代フィット(GD系)では、リアシートの座面と背もたれの隙間にある黒いバーが固定ポイントになっています。このバーを確認するには、座面と背もたれの隙間を広げる必要があります。また、トップテザー固定用のアンカープレートアタッチメントがリアハッチ開口部上部にあり、ここにトップテザー付きのチャイルドシートを固定することができます。

現行モデル(GR系)

現行モデル(4代目フィット)では、ISOFIX/i-Sizeチャイルドシートの取り付けに対応し、リアシートの外側2席に専用の下部取付金具が装備されています。トップテザー取付金具も同様にリアシートの背面にあり、トップテザーストラップを使用して追加固定が可能です。

ISOFIX/i-Sizeチャイルドシートとは?

i-Size は、ISOFIXの進化版として欧州で導入された安全基準(UN R129)で、従来のISOFIXよりも厳しい安全基準を設けています。主な特徴として、身長基準で適合を判断(従来は体重基準)すること、側面衝突試験の導入、後ろ向き使用期間の延長(15か月以上) などがあります。

ISOFIX/i-Size対応チャイルドシートは、従来のISOFIX対応車両にも装着可能な場合が多いですが、車種ごとの適合確認が必要です。

ISOFIX対応のチャイルドシートは2台設置可能

ISOFIX対応のチャイルドシートは2台設置可能

フィットのリアシートには、ISOFIX固定金具が左右2席分用意されているため、ISOFIX対応のチャイルドシートを2台設置することが可能です。

ISOFIXチャイルドシートを2台設置する場合、隣り合う2席に取り付けるため、センター席の使用が難しくなります。

シートベルト固定式を組み合わせることで、ISOFIX2台+シートベルト固定1台の3台設置も理論上は可能ですが、スペース的に難しいことが多いため、実際に試してみることをおすすめします。

また、助手席はISOFIX固定金具が無いため、シートベルトで固定する必要があります。

取り付け時の注意点

フィットにチャイルドシートを取り付ける際には、いくつかの重要なポイントがあります。まず、ISOFIX固定ポイントがリアシートの左右に設置されているため、センター席にはISOFIX対応チャイルドシートを取り付けることができません。中央にチャイルドシートを設置する場合は、シートベルト固定式を選ぶ必要があります。

また、ISOFIX金具の周辺に異物やシートベルトが挟まっていないかを確認する ことも重要です。異物があると、チャイルドシートがしっかり固定されず、事故の際に衝撃を受けた際にズレが生じる可能性があります。取り付け前には、金具周辺をしっかりとチェックし、清掃しておくことをおすすめします。

さらに、トップテザーやサポートレッグの固定 も忘れてはいけません。トップテザーは、シートの背面上部にある専用の金具に接続することで、チャイルドシートの前後の揺れを抑える役割を果たします。一方、サポートレッグを使用する場合は、床面が平らであることを確認し、安定した位置に設置するようにしましょう。

最後に、チャイルドシートの適合表を必ず確認する ことも大切です。ホンダ フィットは年式によってシートの形状が微妙に異なるため、適合しないモデルを選んでしまうと、正しく取り付けられない可能性があります。取扱説明書をよく読み、推奨されている取り付け方法に従って設置するようにしましょう。

ホンダフィットがISOFIX対応したのはいつから?おすすめ対応モデル7選

ホンダフィットがISOFIX対応したのはいつから?おすすめ対応モデル7選

  • おすすめチャイルドシート
  • フィットはチャイルドシート設置すると狭い?
  • ISOFIXとシートベルト固定はどちらが良い?
  • ホンダのISOFIX対応車種
  • ホンダフィットISOFIXはいつから?対応開始時期のまとめ

おすすめチャイルドシート

ホンダ純正

フィットに取り付けるチャイルドシートとして特におすすめなのが 「Honda Baby&Kids i-Size です。このチャイルドシートは、ホンダ車専用に設計されており、フィットのリアシートにもピッタリと収まるサイズ感になっています。

Honda Baby&Kids i-Sizeの特徴は、ISOFIXで簡単に固定できるだけでなく、サポートレッグを使用してさらに安定感を高める設計 になっている点です。乳幼児期は後ろ向きに設置し、成長に応じて前向きに変更することができるため、長期間にわたって使用することが可能です。また、安全基準を満たした高品質なクッション材を使用しているため、衝撃吸収性にも優れています。

純正チャイルドシートを選ぶメリットとして、フィットのISOFIX固定ポイントに完全に適合しており、取り付け時の不安要素が少ない点が挙げられます。市販のISOFIXチャイルドシートも多数ありますが、車種ごとに適合性が異なるため、確実にフィットする純正品を選ぶことで、スムーズに取り付けられます。

新生児~4歳頃

Honda Baby&Kids i-Size

Honda Baby&Kids i-SizeHonda Baby&Kids i-Size2

3歳半~12歳頃

Honda Junior i-Size

Honda Junior i-Size

社外互換品

社外製チャイルドシートのおすすめとして、「コンビ ISOFIX チャイルドシート」や「アップリカ フラディア グロウ ISOFIX」 など、スリム設計でフィットの車内に適したモデルも人気です。車内スペースを有効活用しながら、安全性を確保することができるので、使用する年齢や用途に応じて最適な製品を選びましょう。

新生児~4歳頃

Reecle チャイルドシート 360° 回転式 新生児~12歳頃 (0~36kg) ISOFIX対応 シートベルト固定

Aprica(アップリカ) フラディア グロウ ISOFIX セーフティープラス プレミアム

COMBI ホワイトレーベル THE S エッグショック ZC-720

Joie(ジョイー) ISOFIX固定 アイ・アーク360°キャノピー付

1歳~12歳頃

Nebio ネビオ チャイルドシート【R129適合/ISOFIX固定 15ヶ月から12歳 ロングユース 保温保冷ドリンクホルダー付き】


【2025年モデル】コンビ ISOFIX固定 チャイルド&ジュニアシート ジョイトリップ アドバンス plus R129 エッグショック


Aprica(アップリカ) チャイルド&ジュニアシート ISOFIX固定 フォームフィットネクスト

フィットはチャイルドシート設置すると狭い?

フィットはチャイルドシート設置すると狭い?

ホンダ フィットはコンパクトカーであるため、ISOFIX対応のチャイルドシートを設置すると車内が狭く感じることがあります。特に、後部座席に2台のチャイルドシートを設置すると、大人が乗車するスペースが限られてしまいます。

フィットの室内幅は約1,445mmで、これはコンパクトカーとしては標準的なサイズですが、大型のチャイルドシートを設置すると横幅を圧迫します。また、後部座席の前後のスペースも限られているため、後ろ向きに設置する乳児用チャイルドシートを置くと、助手席や運転席の位置を調整しなければならないこともあります。

狭さを感じる場合の対策として、コンパクト設計のISOFIX対応チャイルドシートを選ぶことが有効です。最近では、横幅がスリムなモデルや、シートの奥行きを短くした製品も販売されているため、これらを選択することで車内スペースをより有効に活用できます。また、ISOFIX対応チャイルドシートとシートベルト固定式を組み合わせることで、後部座席の配置を調整しやすくなることもあります。

ISOFIXとシートベルト固定はどちらが良い?

ISOFIXとシートベルト固定のどちらが優れているかは、使用する車種やチャイルドシートの種類によって異なります。ISOFIXの最大のメリットは、取り付けが簡単で、装着ミスを防げること です。金具同士を接続するだけで確実に固定できるため、初心者でも正しく装着できる利点があります。また、走行中の安定性も高く、チャイルドシートがズレにくいというメリットがあります。

一方で、シートベルト固定式のメリットは、取り付け場所の自由度が高いこと です。フィットでは、ISOFIX固定ポイントがリアシートの左右にしかないため、中央席に設置する場合はシートベルト固定式が必要になります。また、ISOFIX対応のチャイルドシートは比較的高価なモデルが多いため、コストを抑えたい場合はシートベルト固定式を選ぶのも選択肢のひとつです。

どちらを選ぶかは、安全性・取り付けのしやすさ・設置場所の自由度 などを総合的に考慮するのがベストです。ISOFIXが利用できる場合は、より安全性の高いISOFIXを選び、それ以外の座席にはシートベルト固定式を活用することで、柔軟に対応することができます。

ホンダのISOFIX対応車種

ホンダのISOFIX対応車種

2012年7月以降に販売されたホンダ車は、S660、NSX、バモスホビオPro、アクティバン、アクティトラックを除く、すべての車種がISOFIX対応となっています。

ISOFIX対応車種を選ぶメリットは、チャイルドシートの取り付けミスを減らし、安全性を向上させることにあります。特にホンダ車は、ISOFIXの設置位置やトップテザー固定ポイントが分かりやすく配置されており、取り付けのしやすさも考慮されています。また、車種によってはISOFIX固定金具がシートの奥に配置されているため、事前に取扱説明書を確認し、適合するチャイルドシートを選ぶことが重要です。

ホンダフィットISOFIXはいつから?対応開始時期のまとめ

  • ホンダ フィットは2001年発売の初代モデル(GD系)からISOFIX対応
  • 全グレード・年式を問わずISOFIX固定金具を標準装備
  • 日本では2012年7月以降、ISOFIXが新車に義務化された
  • フィットは義務化前からISOFIXを採用し、安全性を強化
  • ISOFIXの導入によりチャイルドシートの装着ミスを軽減
  • リアシートの左右2席にISOFIX固定金具を設置
  • 初代フィット(GD系)はトップテザー固定用アンカープレートも装備
  • 現行モデル(GR系)はISOFIX/i-Size対応で安全性が向上
  • i-Sizeは身長基準で適合し、側面衝突試験が追加された規格
  • ISOFIX固定のチャイルドシートはシートベルト式より安定性が高い
  • ISOFIXの補助機構としてトップテザーやサポートレッグを使用可能
  • フィットにはISOFIXチャイルドシートを最大2台設置できる
  • 後部座席の中央にはISOFIXがなく、シートベルト固定が必要
  • 純正チャイルドシートはフィット専用設計で適合しやすい
  • 市販のISOFIXチャイルドシートは適合表を確認して選ぶ必要がある
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