N-ONE RSで後悔?遅い・がっかり・高すぎる噂の真実を徹底検証

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出典:ホンダN-ONE公式

ホンダN-ONE RSの購入を検討する際、ライバル車であるアルトワークスとの比較や、ターボモデルでも加速が遅いのではないかという懸念、さらにはN-ONE自体がうるさいとか、乗り心地は悪いといった噂を聞いて、納車後N-ONEにがっかりしてしまう事態は避けたいものです。

N-ONEに乗ってる人のイメージや純正アクセサリーであるモデューロの要否、また高速道路を使った長距離ドライブへの適性や車両価格が高すぎるという声も気になるところでしょう。N-ONEのターボは速いのか、またマニュアル操作で運転しにくいことはないかなど、オーナーの本音に迫ります。

記事のポイント

  1. 価格設定や乗り心地など購入後に後悔しやすいポイントの具体的検証
  2. ターボエンジンの加速性能や車内の静粛性に関する実際の評価
  3. ライバル車との比較や長距離運転時の疲労度についての詳細分析
  4. 所有満足度を高めるための検討材料と購入前のチェックポイント
目次

N-ONE RSを購入して後悔するポイント

N-ONE RSを購入して後悔するポイント

  • N-ONE RSは価格が高すぎるのか
  • N-ONEを買ってがっかりする要素
  • N-ONE RSは遅い?ターボだから速い?
  • N-ONEはうるさいと感じる場面
  • N-ONEの乗り心地は悪いと言えるか
  • 運転しにくいのか検証
  • 長距離移動は疲れるか

N-ONE RSは価格が高すぎるのか

N-ONE RSを検討する多くの人が最初に直面する壁が、軽自動車としては強気な価格設定です。2025年11月の一部改良を経て、RSグレードのメーカー希望小売価格は税込で227万8100円となりました。これにナビゲーションシステムやフロアマット、ドライブレコーダーなどの基本的なオプションを追加し、諸費用を含めると、乗り出し価格は250万円を超えるケースも珍しくありません。

この価格帯は、普通車のコンパクトカークラス、例えばホンダのフィットやスズキのスイフトスポーツなどと競合する水準です。「軽自動車は安くて維持費が抑えられる」という従来のイメージを持って購入を検討すると、見積書を見た瞬間に「高すぎる」と感じてしまうのは無理もありません。特に、内装の質感や車体のサイズ感だけで判断すると、コストパフォーマンスが悪いように映る可能性があります。

しかし、この価格には理由があります。N-ONE RSには、軽自動車の枠を超えた専用装備が多数盛り込まれています。ホンダの安全運転支援システム「Honda SENSING」が標準装備されていることはもちろん、RS専用にチューニングされたサスペンション、15インチのアルミホイール、そして何より、S660譲りの技術が投入された6速マニュアルトランスミッション(6MT)が搭載されています。また、2025年モデルからはRSが6MT専用グレードとなり、より趣味性の高いモデルへと進化しました。これらの専用装備や走行性能へのこだわりを考慮すれば、単なる移動手段としての軽自動車とは一線を画す価値があると考えられます。価格に見合う価値を見出せるかどうかが、後悔しないための分かれ道となるでしょう。

N-ONE全体の新車価格帯はおおよそ次のイメージです。

グレード例 駆動・ミッション 価格帯の目安(新車・税込)
Original系 NA・FF/CVT 約170〜180万円台
Premium / Tourer系 NA/ターボ・FF/CVT 約190〜210万円台
RS ターボ・FF・6MT専用 約220万円台

参考:ホンダ|「N-ONE」を一部改良し発売

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N-ONEを買ってがっかりする要素

N-ONEを買ってがっかりする要素

期待に胸を膨らませて納車された後に、現実とのギャップに直面して「がっかり」してしまうケースは少なくありません。その要因の一つとして挙げられるのが、室内の狭さと積載性です。N-ONEは「人のためのスペースは最大に、メカニズムは最小に」というホンダのMM思想に基づいて設計されてはいますが、デザインを優先したスタイリングのため、スーパーハイトワゴンであるN-BOXなどと比較すると、どうしても室内空間はタイトに感じられます。特に後席の足元空間や頭上空間は、大人が長時間乗車するには窮屈さを感じる場面があるかもしれません。

また、荷室の容量についても注意が必要です。日常の買い物程度であれば問題ありませんが、キャンプ道具やゴルフバッグといった大きな荷物を積むには工夫が必要です。後席を倒せばフラットな空間が生まれますが、4人乗車時の積載能力は限定的です。「最近の軽自動車は広いから荷物もたくさん積めるだろう」といったイメージで選んでしまうと、いざという時に不便さを感じてしまう可能性があります。

さらに、装備面での不満も聞かれます。価格帯が高いにもかかわらず、一部の内装パーツにプラスチック感が残っていたり、他メーカーの最新モデルと比較して快適装備が見劣りしたりすることもあります。例えば、ステアリングヒーターやシートベンチレーションといった高級装備が求めている水準になかったりすると、所有満足度が下がってしまう要因になりかねません。カタログや展示車で細かい仕様まで入念にチェックし、自分の求める装備が備わっているかを確認することが大切です。

N-ONE RSは遅い?ターボだから速い?

「RS」というスポーティなグレード名から、スポーツカーのような爆発的な加速を期待すると、「思ったより遅い」と感じてしまうかもしれません。N-ONE RSに搭載されているエンジンは、自主規制の上限である64馬力を発揮するターボエンジンですが、あくまで軽自動車の規格内での高性能です。排気量660ccという物理的な制約があるため、普通車のスポーツモデルのような、シートに背中が押し付けられるような強烈な加速感とは異なります。

しかし、N-ONEターボが決して遅いというわけではありません。低回転から力強いトルクを発生させるセッティングになっており、街中での信号ダッシュや合流、追い越し加速など、日常的に使用する速度域では非常にキビキビとした走りを見せます。特に6速マニュアルトランスミッションを駆使して、エンジンのパワーバンドを維持しながら走れば、車重の軽さも相まって、意のままに操る楽しさを存分に味わうことができます。

「遅い」と感じる場面があるとすれば、それは急な上り坂や高速道路での追い越しなど、絶対的なパワーが求められる状況でしょう。また、多人数乗車時やエアコン使用時などは、エンジンの負荷が高まるため、加速の鈍さを感じやすくなります。速さの基準をどこに置くかによって評価は分かれますが、公道で法定速度を守って走る分には、不足を感じることはほとんどないスペックを持っています。「絶対的な速さ」よりも「操る楽しさ」や「軽快感」を重視するドライバーにとっては、十分に満足できる性能を備えていると言えます。

項目 N-ONE NA系グレード N-ONE RS(ターボ・6MT)
最高出力 約58PS前後 64PS
最大トルク ターボより控えめ 約10.6kgf・m前後
ミッション CVT中心 6速MT
キャラクター 日常寄り・穏やか スポーティ・ドライバー主体
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N-ONEはうるさいと感じる場面

N-ONEはうるさいと感じる場面

静粛性に関しては、N-ONE RSのキャラクターを理解しておく必要があります。N-ONEシリーズ全体としては、遮音材や吸音材が適切に配置され、軽自動車としては高いレベルの静粛性を確保していますが、RSグレードに関しては、走りの高揚感を演出するために、あえてエンジン音や排気音が車内に入ってくるようなチューニングが施されている部分があります。

アクセルを踏み込んだ時に響くエンジン音は、ドライバーにとっては心地よいサウンドかもしれませんが、同乗者や静かな空間を好む人にとっては「うるさい」と感じられる可能性があります。特に高速道路を走行する際、100km/h巡航時のエンジン回転数はそれなりに高くなるため、会話をするのに少し声を張る必要があるかもしれません。また、RSグレードは15インチのタイヤを装着しており、路面状況によってはロードノイズが大きめに入ってくる傾向があります。荒れたアスファルトを走行する際の「ゴー」という音は、コンフォートタイヤを履いた他のグレードよりも目立つ場合があります。

加えて、6MT車特有の操作音やメカニカルノイズも、人によっては気になる要素です。シフトチェンジの際の音や、クラッチ操作に伴う微細な音は、スポーツ走行好きにはたまらない要素ですが、静寂性を最優先するユーザーにとってはノイズと捉えられることもあります。静かな車内で音楽を楽しみたい、あるいは助手席の人と小声で会話を楽しみたいというニーズが強い場合は、試乗の際にオーディオをオフにして、実際の走行音を確認しておくことを強くお勧めします。

N-ONEの乗り心地は悪いと言えるか

乗り心地についても、RSグレードは他のグレードとは異なる味付けがなされています。スポーティな走り支えるために、サスペンションは専用のダンパーやスプリングで引き締められており、全体的に「硬め」の設定になっています。この硬さは、カーブを曲がる際の車体の傾き(ロール)を抑え、安定したコーナリングを実現するために不可欠な要素です。ステアリング操作に対して車がリニアに反応してくれるため、運転すること自体が好きな人にとっては「しっかりとした良い乗り心地」と評価されます。

一方で、路面の段差や継ぎ目を通過する際には、その衝撃がダイレクトに伝わりやすくなります。マンホールや工事跡などの凹凸を乗り越えた時の「コツン」という突き上げ感は、ソフトな乗り心地を好む人にとっては「乗り心地が悪い」と感じる原因になります。特に後席は、前席に比べて突き上げを感じやすい傾向があるため、家族を頻繁に乗せる場合は、家族からの評判も気にする必要があるかもしれません。

ただし、単に硬いだけではなく、衝撃の収まりは良く、不快な揺れがいつまでも続くようなことはありません。ボディ剛性が高いため、サスペンションがしっかりと仕事をしてくれている感覚があります。RS専用シートはホールド性と快適性のバランスを考慮した設計となっており、長時間の着座でも疲れにくい工夫が凝らされています。「硬めだが不快ではない」という評価が多いものの、乗り心地の許容範囲は個人差が大きいため、購入前に必ず家族同伴で試乗し、普段通るような道でチェックすることをお勧めします。

運転しにくいのか検証

運転しにくいのか検証

「マニュアル車は運転が難しいのではないか」という不安を持つ人もいるでしょう。確かに、AT限定免許で運転できるCVT車とは異なり、クラッチ操作とシフト操作が必要になるため、慣れは必要です。しかし、N-ONE RSの6MTは、非常に扱いやすく設計されています。クラッチペダルは適度な重さがありつつも繋がりが分かりやすく、半クラッチの操作も容易です。また、シフトレバーはインパネに配置されており、ステアリングから近い位置にあるため、スムーズなシフトチェンジが可能です。

さらに、坂道発進をサポートする「ヒルスタートアシスト機能」が搭載されているため、坂道での後退を心配する必要もありません。エンストを抑制する制御も入っているため、久しぶりにマニュアル車に乗るというリターンライダーならぬリターンドライバーでも、比較的すぐに感覚を取り戻すことができるでしょう。視界に関しても、N-ONE特有の丸みのあるボディ形状は見切りが良く、車両感覚がつかみやすいというメリットがあります。Aピラー(フロントガラス横の柱)の死角も少なく工夫されており、交差点での右左折時も安心です。

一方で、渋滞時の運転に関しては、どうしてもクラッチ操作の頻度が増えるため、疲労を感じることは避けられません。特に都市部の激しい渋滞に巻き込まれると、左足が疲れてしまい「運転しにくい」「面倒だ」と感じる可能性があります。また、2025年の一部改良でRSが6MT専用となったため、AT/CVTでRSの雰囲気を楽しみたいという選択肢がなくなりました。自分の生活圏の交通状況や、毎日の通勤での使用頻度などを考慮し、MT車と付き合っていく覚悟があるかを自問自答することが大切です。

長距離移動は疲れるか

軽自動車での長距離移動は疲れるというイメージが一般的ですが、N-ONE RSはどうでしょうか。結論から言えば、軽自動車の中では長距離移動も十分にこなしやすい、バランスの取れたモデルと言えます。その最大の理由は、直進安定性の高さとシートの出来の良さにあります。ホイールベースが長く取られていることや、空力を考慮したボディ形状により、高速道路でもふらつくことなく、どっしりとした安定感を持って走ることができます。横風の影響も比較的受けにくいため、修正舵を当てる頻度が減り、精神的な疲労が軽減されます。

また、Honda SENSINGに含まれる「アダプティブ・クルーズ・コントロール(ACC)」と「車線維持支援システム(LKAS)」が、6MT車であっても標準装備されています(※ACCは約30km/h以下で自動解除され渋滞追従機能はありませんが、高速巡航時の追従は可能です)。これにより、アクセル操作やステアリング操作の負担が大幅に減り、ロングドライブの快適性が格段に向上しています。さらに、RS専用のシートはホールド性が高く、体をしっかりと支えてくれるため、腰やお尻への負担が少ないのも特徴です。

ただし、静粛性の項目でも触れたように、高速巡航時のエンジン音やロードノイズはそれなりにあります。また、燃料タンクの容量が27リットルと小さめであるため、長距離を走る際には給油のタイミングを気にする必要があります。燃費自体は悪くありませんが、航続距離という点では普通車に劣ります。適度な休憩を挟みながらであれば、数百キロの移動も苦にならないポテンシャルを秘めていますが、高級セダンのような安楽さを求めてはいけません。あくまで「運転を楽しみながら移動する」というスタンスであれば、最高の相棒になるでしょう。

N-ONE RSで後悔しないための検討材料

N-ONE RSで後悔しないための検討材料

  • N-ONE RSとアルトワークスの比較
  • モデューロは必要か
  • N-ONEに乗ってる人のイメージとは
  • N-ONE RSで後悔しないためのまとめ

    N-ONE RSとアルトワークスの比較

    N-ONE RSとアルトワークスの比較

    出典:価格.com|アルトワークス

    軽スポーツを検討する際、かつてのライバルであり、現在も中古車市場で比較対象となるのがスズキのアルトワークスです。両車は同じ軽スポーツというカテゴリーに属しますが、その性格は大きく異なります。アルトワークスは「軽さ」を武器にしたピュアスポーツです。車重はN-ONE RS(約840kg)よりもアルトワークス(約670kg)の方が約170kgも軽く、その軽量ボディと専用チューニングされたエンジンの組み合わせによる加速感は強烈です。まさに「ワークス」の名に恥じない、スパルタンな走りが魅力です。シートもレカロ製が標準装備されるなど、走りに特化した装備が奢られています。

    一方、N-ONE RSは「上質なプレミアムスポーツ」という立ち位置です。アルトワークスに比べて車重はありますが、ボディ剛性の高さや静粛性、内装の質感などはN-ONE RSの方が一枚上手です。また、Honda SENSINGなどの先進安全装備が充実している点も、日常使いを考慮する上で大きなアドバンテージとなります。走りの楽しさを追求しつつも、普段の快適性や安全性も犠牲にしたくないというユーザーには、N-ONE RSの方が適していると言えます。

    比較項目 ホンダ N-ONE RS (現行) スズキ アルトワークス (最終型)
    コンセプト プレミアム・ツーリング・スポーツ 軽量・ピュアスポーツ
    新車時価格(目安) 約228万円 約150万円〜170万円前後
    トランスミッション 6MT専用 (2025年モデル〜) 5MT / 5AGS
    車重 約840kg 約670kg
    安全装備 Honda SENSING標準装備 スズキ セーフティ サポート
    快適性・質感 高い スパルタン (割り切りあり)

    価格面では、新車価格で比較するとN-ONE RSの方が高価ですが、アルトワークスは既に生産終了しているため、良質な個体は中古車市場でプレミア価格がついている場合もあります。純粋に速さとダイレクトな操作感を求めるならアルトワークス、長く付き合える質感と安全性を重視するならN-ONE RSという選び方が、後悔しないための基準となるでしょう。

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    モデューロは必要か

    ホンダ純正アクセサリーブランド「Modulo(モデューロ)」からは、N-ONE RS用のカスタマイズパーツが多数リリースされています。エアロパーツやサスペンション、アルミホイールなど、見た目だけでなく走行性能を向上させるアイテムも揃っています。では、これらのパーツは必須なのでしょうか。

    結論から言えば、ノーマルの状態でもN-ONE RSの完成度は非常に高く、日常使用で不満を感じることは少ないはずです。しかし、「もっと自分好みの見た目にしたい」「走りの質をさらに高めたい」という明確な目的がある場合には、モデューロのパーツは非常に有効な選択肢となります。例えば、モデューロのサスペンションは、しなやかさと粘り強さを両立させており、乗り心地を悪化させずにコーナリング性能を向上させることができると評判です。また、実効空力を考慮したエアロパーツは、高速走行時の安定性をさらに高めてくれます。

    社外品のアフターパーツも魅力的ですが、モデューロ製品はホンダ車を知り尽くしたエンジニアが開発しており、車両とのマッチングや耐久性、保証の面で安心感があります。新車購入時に装着すれば、車両ローンに組み込むことができるのもメリットです。まずはノーマルで乗ってみて、不足を感じる部分や変えたい部分が出てきてから、段階的に導入していくのも楽しみの一つです。決して「付けないと後悔する」というものではありませんが、「付けることで愛着と満足度が深まる」アイテムであることは間違いありません。

    N-ONEに乗ってる人のイメージとは

    N-ONEに乗ってる人のイメージとは

    車を選ぶ際、その車が周囲からどう見られているか、どんな人が乗っているイメージがあるかも気になるポイントかもしれません。N-ONE、特にRSグレードに乗っている人に対しては、「車へのこだわりが強い人」「運転を楽しんでいる人」というポジティブなイメージを持つ人が多いようです。一見すると可愛らしいデザインのN-ONEですが、あえてRSを選び、しかもマニュアル車を操作しているというギャップが、「本当に車が好きなんだな」という印象を与えます。

    また、N-ONE自体がレトロモダンで洗練されたデザインであるため、「おしゃれな人」「センスが良い人」というイメージも定着しています。年齢層も幅広く、免許を取りたての若者から、子育てが一段落して自分のための車を楽しみたいシニア層まで、多くの世代に支持されています。特にRSグレードは、昔ながらのホンダファンや、往年のN360を知る世代からの注目度も高いです。

    一部には「軽自動車にお金をかけすぎ」という見方をする人もいるかもしれませんが、それは裏を返せば「妥協せずに良いものを選んでいる」という証でもあります。N-ONE RSオーナー同士のコミュニティも活発で、すれ違いざまに挨拶を交わしたり、オーナーズクラブで情報交換を楽しんだりする文化も根付いています。周囲の目を過度に気にする必要はありませんが、N-ONE RSに乗ることは、自身のカーライフスタイルを表現する一つのステータスになり得ると考えられます。

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    N-ONE RSで後悔しないためのまとめ

    • N-ONE RSの価格は軽自動車としては高額だが専用装備と走行性能に見合う価値がある
    • 室内空間はN-BOXなどに比べて狭く積載性も限定的である点を理解しておく
    • ターボエンジンの加速は日常域では十分だがスポーツカーのような絶対的な速さではない
    • エンジン音やロードノイズの侵入はスポーティな演出の一環だが静粛性は低め
    • サスペンションは硬めの設定で路面の凹凸を拾いやすいが不快な揺れは少ない
    • 6速MTの操作性は良好で坂道発進補助もあり初心者やリターン組でも扱いやすい
    • 2025年モデルからRSは6MT専用となりAT限定免許では運転できない点に注意する
    • 高速道路での直進安定性は高くACCなどの運転支援装備により長距離移動も快適
    • アルトワークスと比較するとN-ONE RSは質感と安全性を重視したプレミアム路線
    • モデューロのパーツは必須ではないが装着することで走りの質と満足度が向上する
    • N-ONE RSオーナーは車へのこだわりやセンスが良いというポジティブな印象を持たれる
    • 購入前に必ず試乗を行い音や乗り心地が自分の許容範囲内かを確認することが大切
    • 維持費は軽自動車のメリットを享受できるがハイオク仕様ではなくレギュラーで経済的
    • リセールバリューは比較的高く推移しており手放す際の値落ちリスクは少なめ
    • 自分のライフスタイルにおいて走りの楽しさと実用性のバランスが合うかが鍵となる
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