ミライースを購入しようと考えているときや、実際に乗り始めてから「本当に速いのか?」と気になった経験はないでしょうか。加速が悪いという口コミがある一方で、意外としっかり走れるという声もあり、実際のところどうなのか分かりにくいと感じている方も多いはずです。
ミライースは49馬力ほどの自然吸気エンジンを搭載した軽自動車で、ターボを持たないぶん、スポーティな走りには向いていません。0-100km/h加速は15秒前後と言われており、普通車はもちろん、ターボ付き軽自動車と比べても明確に遅い部類に入ります。それでも高速道路を法定速度で走り切れる実力はあり、実際の燃費の良さや、価格が安いことによる維持コストの低さが、幅広いユーザーから高い評判を集めています。
「ミライース 速い」と検索した方が本当に知りたいのは何なのか。この記事では、ミライースの速さにまつわる疑問を数値や口コミをもとに整理し、どんなシーンなら「十分に走れる」と感じられるのかを解説します。
記事のポイント
- ミライースの馬力・0-100加速など基本的な動力性能の実態
- ターボなし・パワーモードありの仕様と加速への影響
- 高速道路やコーナリングでの実際の走行性能
- 燃費・価格・評判を含めたトータルの使い勝手
ミライースは速いのか?基本性能を解説

- ミライースの馬力はどのくらいか
- ミライースにターボはあるのか
- パワーモードで加速は変わるのか
- 加速が悪いと言われる理由
- 0-100加速タイムの実態
ミライースの馬力はどのくらいか
ミライースのエンジンは、KF型と呼ばれる直列3気筒・排気量658ccの自然吸気(NA)エンジンです。最高出力は約49PS(36kW)/6800rpm前後、最大トルクは約5.8kgf・m(57N・m)/5200rpm前後とされており、軽自動車の中でも燃費重視に出力設定されています。
車両重量は約730kgで、これをもとに計算したパワーウエイトレシオは約13.7kg/PSです。パワーウエイトレシオとは、1PSあたりの出力が何kgの車重を動かすかを示す指標で、数値が小さいほど軽快に走れることを意味します。ミライースの13.7kg/PSという数値は、スポーツタイプの軽自動車(アルトワークスなどは7kg/PS台)と比べると大きな差があり、加速性能に余裕がないことが数値からも読み取れます。
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| エンジン型式 | KF型 直列3気筒 自然吸気 |
| 排気量 | 658cc |
| 最高出力 | 約49PS(36kW)/6800rpm |
| 最大トルク | 約5.8kgf・m(57N・m)/5200rpm |
| 車両重量 | 約730kg |
| パワーウエイトレシオ | 約13.7kg/PS |
軽自動車の自主規制上限は64PSですが、ミライースはその約76%程度の出力に抑えられています。これは意図的な設計判断であり、燃費性能を最大限に引き出すよう、エンジンが燃費重視のセッティングに振られているためです。
エンジンが最大出力を発揮するのは6800rpm付近という高回転域で、日常的なアクセル操作の範囲ではそこまで回転数が上がることはほとんどありません。そのため、街中を走る低〜中回転域では最大出力の恩恵を受けにくく、特に坂道や高速での加速場面で「力が足りない」と感じやすい特性があります。
このような馬力設定は、ミライースが「速さ」ではなく「燃費と経済性」を第一に考えて開発されたことを示しています。同じKF型エンジンを搭載するムーヴやタントにはターボ仕様があり最大64PSを発揮しますが、ミライースはNA仕様に留まっているため、純粋な動力性能ではターボ車に及びません。馬力だけで車を評価するなら、ミライースはその設計思想どおり「速い車」ではなく、「燃費と維持費のバランスに長けた実用車」と位置づけるのが正確です。
出典:
ダイハツ ミラ イース主要諸元表
MyGarage ミライーススペックシート
ミライースにターボはあるのか

ミライースの現行ラインアップには、メーカー純正のターボエンジン搭載グレードは設定されていません。全グレードがNA(自然吸気)エンジンのみの構成であり、ターボチャージャーやスーパーチャージャーといった過給機の設定は、ダイハツ公式の主要諸元表でも確認されていません。
この点は、スズキのアルトターボRSやアルトワークス、ダイハツのコペンやムーヴカスタムターボなどと比べると、明確な差になります。ターボ付き軽自動車は低回転からトルクを豊かに引き出せるため、発進加速や追い越し加速において、体感的にも大きな違いが出ます。
ネット上では「ミライース ターボ」という言葉を見かけることがありますが、多くは社外ターボキットを後付けしたカスタム車両の記事や、掲載情報の誤記です。中古車情報でターボと記載されている場合も、型式やエンジン型式を公式資料で確認することをおすすめします。
ターボ搭載の加速感を求めるのであれば、ミライースではなく同じダイハツならムーヴターボやコペン、スズキならアルトターボRSやアルトワークスが選択肢に入ります。これらはミライースより車両価格は上がりますが、加速性能には明確な差があります。
ミライースのNAエンジンは、あくまでも「燃費と経済性を最優先にした実用車」としての設計思想の表れです。速さよりも維持費や燃料代の安さを優先するなら、ターボがないことは十分に割り切れるポイントです。
パワーモードで加速は変わるのか
2021年以降の現行ミライース(LA350S/360S系)の一部グレードには、ステアリングスイッチに「PWR」ボタンが設けられています。このボタンを押すと「D-assist(パワーモード)」が作動し、エンジンのスロットル応答特性とCVTの変速プログラムが切り替わり、アクセルを踏んだ際の反応が向上します。
D-assistは走行中でも切り替えが可能であり、主に登坂路での速度維持や高速道路の合流時、またはエアコン使用中の発進加速など、瞬発的な力が求められる場面での利用が想定されています。
仕組みとしては、エンジン本体の最高出力が上がるわけではありません。CVTのギア比制御やエンジンのアクセルレスポンスを積極的に変えることで、アクセルを踏んだ瞬間の「もたつき感」を軽減する設計となっています。言い換えれば、エンジンが本来持っている力を素早く引き出せるようにする仕組みです。
実際のユーザー評価は個人差があります。「登り坂で明らかに楽になった」「合流での加速がスムーズになった」という肯定的な評価がある一方で、「劇的には変わらない」「エンジン音が高まるだけで加速感はそれほど変わらない」という意見も見られます。
なお、パワーモードはすべてのグレードに装備されているわけではなく、年式や装備グレードによって有無が異なります。中古車を購入する際は、この機能の有無を事前に確認しておくとよいでしょう。また、パワーモードを長時間使い続けると燃費が悪化する傾向があるため、必要な場面に絞って活用するのが上手な使い方です。
パワーモードはあくまで「補助的な加速改善機能」であり、ターボ車のような根本的な動力性能の向上とは性格が異なります。それでも、NAエンジンのミライースにおいて「もう少し力が欲しい」と感じる場面での選択肢として、有効に機能してくれます。
参考:D-assist(パワーモード)切り替えスイッチの説明動画
加速が悪いと言われる理由

ミライースの加速性能が「悪い」「遅く感じる」と言われる背景には、いくつかの要因が絡み合っています。
まず最も大きな要因が、エンジン特性です。49PSのNA軽エンジンは高回転型のチューニングが施されており、低〜中回転域では最大出力・最大トルクを十分に発揮しにくい特性があります。発進直後のアクセルレスポンスがターボ車と比べてもたつきやすく、「踏んでいるのになかなか進まない」という印象を与えやすいです。
次に、CVT(無段変速機)の燃費優先制御も関係しています。標準状態では燃費をよくする制御が優先されるため、急加速が必要な場面でもエンジンを素早く高回転まで引き上げる動作が遅れがちになります。先代のLA300S系ではこの傾向が強く指摘されていましたが、現行のLA350S/360S系では制御が見直され、40〜80km/hの追い越し加速タイムが先代の10.4秒から9.8秒に改善されています。
また、乗員数や積載重量も大きく影響します。体格の良い成人4名が乗車すればプラスで200〜300kgの重量になることもあり、こうした条件では坂道での速度維持や高速の合流加速がかなり苦しくなります。
さらに、比較対象の問題もあります。ターボ付き軽自動車や普通車から乗り換えた場合、ミライースの加速は明確に「遅く感じる」ものです。一方、「街中でちゃんと流れに乗れるか」という視点で評価するユーザーからは、「必要十分」という声も多いです。
加速が悪いと感じやすい具体的な場面としては、高速道路の合流・追い越し、急な上り坂、夏場にエアコンをフル稼働させた状態での発進などが挙げられます。逆に、平坦な市街地でのストップ&ゴーや一定速度での郊外走行では、大きなストレスを感じにくいとされています。
0-100加速タイムの実態
0-100km/h加速タイムは、車の動力性能を示す代表的な指標の一つです。ただし、ミライースについてはメーカーが公式に0-100km/hタイムを公表しておらず、ダイハツの主要諸元表にもこの数値は記載されていません。
ネット上では個人による実測・推定として「15秒前後」「15〜17秒程度」という数値が流通していますが、これらはあくまでも個人の測定や推定値です。計測条件(路面状況・乗員数・気温・標高・計測機器の精度など)が不明なケースも多いため、参考程度に捉えておきましょう。
一方、客観性の高いデータとして参考になるのが、ベストカー誌が計測した40〜80km/hの追い越し加速タイムです。先代(LA300S系)では10.4秒、現行(LA350S/360S系)では9.8秒と改善されており、この数値は実際の高速道路での追い越し場面を想定した現実的なデータとして信頼性があります。
| 指標 | 先代(LA300S系) | 現行(LA350S/360S系) |
|---|---|---|
| 40〜80km/h加速タイム | 10.4秒 | 9.8秒 |
| 0-100km/hタイム | 未公表(推定15〜17秒) | 未公表(推定15秒前後) |
比較として、アルトターボRSの0-100km/h加速は12〜13秒前後という情報もあり、ミライースはターボ付き軽自動車に比べて発進から高速域に達するまでに2〜4秒程度の差があると推測されます。ヤリスなど普通車は最高速が180km/hに達する余裕があり、絶対的な動力性能の差は明白です。
そもそも0-100km/h加速は全開加速を前提にした測定であり、日常の街乗りとは直接関係ありません。「発進から100km/hまで素早く到達したい」という使い方を想定するのではなく、「街中の信号スタートで流れに乗れるか」「高速道路を法定速度で安定して巡航できるか」という観点で考えれば、ミライースの性能は実用面で十分に機能します。
0-100km/hという数値にこだわるよりも、実際の使用シーンでどの程度余裕を持って加速できるかを確認することが、ミライースの実力を正しく評価するポイントです。
参考:carview! ミライース0-100加速に関するQ&A
ミライースが速いと感じる条件と評価

- ミライースのコーナリング性能
- 高速道路での走行性能
- オートマは何速のCVTか
- 実際の燃費はどのくらいか
- ミライースが安い理由と維持費の安さ
- ミライースの評判と速さを総まとめ
ミライースのコーナリング性能
ミライースのコーナリング性能は「スポーティ」とは言えないものの、軽量コンパクトなボディが生み出す独特の取り回しやすさがあります。
車両重量は約730kgと軽く、全長3395mm・全幅1475mmというコンパクトな寸法は、狭い道でも機敏に動けるメリットになります。最小回転半径は約4.4mで、Uターンや駐車場での切り返しも楽にこなせます。
サスペンションは前輪がストラット式、後輪がトーションビーム式という、軽自動車に広く用いられる構成です。コストと快適性を優先した設定となっており、ワインディングでのスポーティなハンドリングを期待すると物足りなさを感じることがあります。コーナーでのロール(車体の傾き)もそれなりにあり、高い速度域でのコーナリングでは不安感を覚えるユーザーもいます。
一方、車重が軽いことは特定の条件下でプラスに働くシーンもあります。モータースポーツの文脈では「林道のような曲がりくねった道ではミライースが輝く」という評価もあり、直線の絶対速度ではなく複雑な道での扱いやすさという点では、軽量さが功を奏します。
一般道の街乗りや郊外走行においては、コーナリング性能への大きな不満は出にくい傾向があります。「想像以上にしっかり曲がる」と感じるユーザーがいる一方、「足が柔らかく高速コーナーでは怖い」という声もあり、速度域や路面状況によって印象が変わります。
標準タイヤは155/65R14という細めのサイズです。グリップ性能を重視したタイヤへの変更やサスペンションの調整を行うことで、コーナリング性能を改善できる余地は十分あります。ノーマルの足まわりは快適性と経済性寄りに設定されているため、走りをより楽しみたい場合はカスタムを検討するユーザーもいます。
高速道路での走行性能

ミライースは高速道路の法定速度(100km/h)での巡航が可能な性能を持っています。実際に長距離の高速移動をこなしているユーザーも多く、「高速でも特に問題はない」という声が主流となっています。
ただし、普通車や大排気量車と同じような余裕を期待すると、いくつかの場面で力不足を実感することになります。特に注意が必要なのは追い越し加速と上り坂です。
現行モデルの40〜80km/h追い越し加速は9.8秒かかります。スポーティな軽自動車の6〜7秒台と比べると遅く、高速での追い越しには早めのアクセル操作と十分な加速距離の確保が求められます。無理な追い越しは避け、左車線をキープしてペース配分するのが安全です。
4名乗車や荷物を多く積んだ状態での高速走行に、登坂区間が重なる条件が最も厳しくなります。このような場面では速度維持が難しくなり、後続車に追いつかれるケースも出てきます。
また、高速巡航時のエンジン音やロードノイズも気になる点です。遮音材が少ないコスト設計の影響で、上級コンパクトカーと比べると車内への音の入り込みが多く、長時間の高速走行では疲れにつながりやすい側面があります。
一方で、高速走行が多い環境ではミライースの空力設計が活きます。設計段階から空力を考慮して開発されているため、速度が上がるほど燃費面での優位性が高まる傾向があります。高速・郊外中心の走行では25km/L前後の実燃費を記録するユーザーもいます。
高速道路での走行は「法定速度を守って無理なく走る」用途であれば十分こなせます。追い越しや急加速を多用する走り方をする方には余裕の少なさが気になる場合があるため、使い方に合わせて判断するとよいでしょう。

オートマは何速のCVTか
ミライースのトランスミッションは「CVT(Continuously Variable Transmission)」と呼ばれる無段変速機です。「オートマは何速か」という疑問に対するシンプルな答えは、「変速段という概念がない」となります。
通常の自動変速機(AT)は4速や6速などのように段階的に変速段が存在しますが、CVTはプーリーとベルトの組み合わせによってエンジン回転数と車速の比率を無段階に調整します。そのため「何速」とは表現せず、変速比は連続的にスムーズに変化します。
| 項目 | 数値(LA300S L SA 例) |
|---|---|
| トランスミッション種別 | CVT(無段変速機) |
| 変速比(CVT範囲) | 3.327〜0.628 |
| 後退変速比 | 2.230 |
| 最終減速比 | 4.272 |
CVTの特性として、アクセルを踏んだときにエンジン回転数が一定の高さに保たれながら加速する感覚を「ラバーバンド感」と呼ぶことがあります。スポーツカーのような「変速のビート感」はありませんが、燃費効率を高める上では優れた仕組みです。また、段付き変速がないため、街中での滑らかな加速・減速という点で日常使いに向いています。
中古車情報などで「4AT」「5AT」といった記載があるミライースが見つかる場合、誤記載である可能性が高いため、実際の型式とトランスミッション種別を公式の諸元表で確認することをおすすめします。現行の国内向けミライース主力グレードはすべてCVT仕様となっています。
実際の燃費はどのくらいか

ミライースのカタログ燃費はグレードや年式によって異なりますが、旧JC08モードでは最大35.2km/L前後という非常に高い数値が示されています。ただし、このカタログ値は特定の試験条件下での計測値であり、実際の走行環境ではこれより低くなるのが一般的です。
実際のユーザー燃費(実燃費)は、複数の集計データによると17〜27km/L程度が目安とされています。走行環境ごとの傾向は以下のとおりです。
市街地メインで短距離走行が中心の場合は20km/L前後になることが多く、郊外や高速道路を中心に走る場合は25km/L前後に達するケースがあります。冬場はエンジンの暖機時間が長くなり、ヒーター使用によるエンジン負荷も増すため、燃費が落ちやすい傾向があります。
カタログ燃費と実燃費の差が生じる主な原因としては、エアコン使用、タイヤ空気圧の低下、渋滞・ストップ&ゴー、短距離走行の繰り返し、積載重量の増加、走行速度の変動などが挙げられます。
ミライースの実燃費を少しでも良くしたい場合は、タイヤ空気圧を適正値に維持すること、アイドリングストップ機能をオフにしないこと、急加速・急ブレーキを避けることが効果的です。特にタイヤ空気圧は意外と見落とされがちですが、低下すると転がり抵抗が増して燃費に悪影響を与えます。
ミライースの実燃費はカタログ値には届かないとはいえ、同クラスの軽自動車の中でもトップクラスの経済性を持っており、日々の燃料費を抑えたいユーザーにとって大きな強みとなっています。

ミライースが安い理由と維持費の安さ
ミライースが「安い」と言われる背景には、ダイハツが開発したe:Sテクノロジーと、徹底したコストダウン設計があります。
e:Sテクノロジーとは、エンジン効率の向上、アイドリングストップ、空力改善、CVT制御の最適化、電装系の負荷低減など、複数の低燃費技術を組み合わせたダイハツ独自の取り組みの総称です。高コストな新技術を1つ大きく導入するのではなく、既存技術の磨き込みによって高い燃費性能を実現しており、車両本体価格を抑えることにも貢献しています。
また、ミライースは装備を必要最低限に絞り込むことで車体重量を約730kgに抑え、製造コストも低減しています。部品共通化と生産効率化も徹底されており、新車価格はグレードにもよりますが、100万円前後から購入できる設定となっています。
本体価格の安さに加えて、維持費面でも優れています。軽自動車に適用される軽自動車税・重量税は普通車と比べて大幅に安く、車検費用も軽い車体ゆえに抑えられます。燃費の良さは毎月のガソリン代を直接削減し、年間の維持費をトータルで大きく節約できる点が、多くのユーザーから評価されています。
安さの裏返しとして、防音・遮音性能や内装の質感が上級車より簡素な点は理解しておく必要があります。「静かな車内で長距離を快適に移動したい」「高品質な内装が欲しい」というニーズには向いていませんが、「毎日の通勤・買い物に使えて、維持費を最小限にしたい」という目的であれば、ミライースの安さは高いコストパフォーマンスとして評価できます。
価格と性能のバランスを冷静に見極めることが、ミライースを選ぶかどうかの判断軸になります。
編集部のコメント
都内から千葉の蓮沼までミライースで行ったことがありますが、私個人的に高速走行はそこまで悪いとは思いませんでした。追い越しはさすがに早めにアクセルを踏む必要がありましたが、「速くないけど、お金がかからない」という割り切りができれば、長距離にも十分連れて行ってくれる車だと感じました。

ミライースの評判と速さを総まとめ
ミライースが速いかどうか、また実際の使い勝手についてこの記事で解説してきた内容を以下にまとめます。
- ミライースのエンジンは約49PS・658ccの自然吸気で燃費を最優先に設計されている
- パワーウエイトレシオは約13.7kg/PSでスポーツ軽自動車に比べると加速の余裕が少ない
- 日本国内向け全グレードにターボ設定は存在せずNAエンジンのみで構成されている
- D-assist(パワーモード)はPWRボタンでCVTとエンジン制御を変える補助機能となっている
- パワーモードの効果は坂道や合流での補助的な改善であり劇的な加速向上ではない
- 加速が悪い原因はNAエンジンの低回転特性とCVTの燃費優先制御によるところが大きい
- 0-100km/h加速タイムはメーカー未公表で個人推定では概ね15秒前後とされている
- 現行型の40〜80km/h追い越し加速は先代比0.6秒改善され9.8秒を達成している
- コーナリングは軽量で取り回しは良好だが足まわりは快適性優先のセッティングとなっている
- 高速道路の法定速度での巡航は可能だが追い越しや登坂では余裕が少ない点に注意が必要
- トランスミッションはCVTで段数という概念はなく変速比は無段階で変化する
- 実燃費は走行環境や運転スタイルによって17〜27km/L程度が目安とされている
- 安さの背景にはe:Sテクノロジーと部品共通化による徹底したコストダウン設計がある
- 燃費と維持費の安さを重視するユーザーからの評判が高くコスパの良さが広く評価されている
- ミライースが速いと感じるシーンは軽量ボディが活きる林道など複雑な道に限られる









