マツダデミオは、スタイリッシュなデザインや上質な内装、高い燃費性能を兼ね備えた人気のコンパクトカーです。
しかし、ネット上ではマツダデミオはやばい、中古は買うな、運転が疲れるといった否定的な意見も見られます。果たして本当に中古のデミオは避けたほうがよいのか、乗り心地や走行性能、燃費、安全性などを多角的に検証し、実際の口コミを交えながら真相を探ります。
また、デミオは男性が乗っても違和感がないのか?と気になる人も多いでしょう。デミオに乗る男性のイメージや、実用性を重視する人や運転好きな人に向いているのかについても考察します。
さらに、これからデミオを購入する人向けにおすすめ 年式についても紹介。狙い目の世代や、安全性能・燃費を考慮した選び方のポイントをまとめました。
この記事では、デミオに関するさまざまな疑問や不安を解消しながら、購入の判断材料となる情報を徹底解説していきます。
記事のポイント
- マツダ デミオの中古車を購入する際の注意点やリスク
- デミオの評判が悪いと言われる理由と実際の評価
- デミオに乗る男性のイメージや運転の特徴
- デミオの内装やおすすめの年式、維持費などの選び方
マツダデミオはやばい?中古車購入時の注意点
- マツダデミオの中古は買うな?その理由とは
- デミオの評判が悪いって本当?口コミを検証
- デミオ 疲れると言われる理由とは
- 満タンで何キロ走る?燃費の実態
- デミオのメリットデメリットを比較
- デミオ おすすめ 年式はどれ?選び方のポイント
マツダデミオの中古は買うな?その理由とは
マツダデミオの中古車について、「買うべきではない」と言われることがあります。その背景にはいくつかの理由が存在します。ここでは、主なポイントを詳しく解説します。
まず、中古のデミオは年式が古くなるほど燃費性能が現行車と比較して劣る傾向があります。特に、初期モデルではエンジン技術の進化が不十分で、長距離走行時の燃費効率が低いとされています。燃料コストを抑えたい場合、他の選択肢を検討するのが賢明です。
また、リセールバリューの低さも見逃せません。デミオはコンパクトカーの中でも価格の下落が比較的早いため、将来的に売却を考えている人にとっては不利になる可能性があります。特に、高走行距離の個体は価値が大幅に下がるため、慎重に選ぶ必要があります。
さらに、モデルによっては乗り心地に影響を与える要素もあります。例えば、アクセルペダルの重さやサスペンションの硬さを指摘する声もあり、長時間の運転では疲労が溜まりやすいと感じることもあります。快適性を求めるなら、より新しい車種を検討するのも一案です。
このように、デミオの中古車には注意すべき点が複数あります。ただし、すべての個体が問題を抱えているわけではなく、しっかりと整備され、良好な状態を維持しているものもあります。
購入を検討する際は、年式や走行距離、メンテナンス履歴を慎重に確認することが重要です。
デミオの評判が悪いって本当?口コミを検証
デミオとても快適 pic.twitter.com/U6glxh7m1E
— ろ-たす (@lotus_VRChat) January 30, 2025
最近ミラ乗り始めて判ったんだけど、俺のデミオ乗り心地良いし速いわ。ずっとデミオに乗り続けてマンネリ化してた。ミラは乗り心地悪いしフェンダー干渉するし遅いけど運転は楽しいし実用性が高い。どっちも良い車。 pic.twitter.com/yru2XbjRtX
— dorii_k3 (@Dorii_178) June 15, 2023
足車でデミオ買いました☺️
1.5ℓディーゼルAT
めっちゃ燃費いいし速いし言う事無い😁 pic.twitter.com/sdYHWEjUe5— イチロー@我風レーシング 3/12 (@monhan_meraruu) August 7, 2024
レヴォーグ会社の駐車場でドアパンチされて修理に出したんで、しばらく代車のデミオに乗ります。つーか、とてつもなく乗り心地が悪いんよね。肘置きは無いしイスはちゃちだし、走らないし、何やねんこの車。相手の保険屋に「代車何でも良い」って言った俺も悪いけど。 pic.twitter.com/eStEOB899c
— ⓝ蔵戸 (@jyankikurato) January 27, 2025
デミオの評判について、「悪い」との意見を耳にすることがありますが、実際のところはどうなのでしょうか。ここでは、口コミや評価をもとに、その実態を解説します。
まず、一部のユーザーが指摘する点として、乗り心地の硬さが挙げられます。デミオはスポーティな走行性能を重視した設計になっているため、サスペンションがやや硬めに調整されています。そのため、路面の凹凸をダイレクトに感じやすく、長距離移動では疲れやすいと感じる人もいます。
次に、加速性能についての意見も分かれています。特に、1.3Lエンジンを搭載したモデルでは、坂道や高速道路での加速力が物足りないと感じるケースがあります。一方で、1.5Lディーゼルエンジン搭載車はトルクが豊富で、力強い走りを楽しめるという評価が多いです。この点は、選ぶグレードによって印象が大きく変わるポイントと言えます。
また、視界の問題も指摘されています。デミオのデザインは流線型でスタイリッシュな反面、フロントのボンネットが見えにくいため、車両感覚をつかみにくいという声があります。特に、運転初心者にとっては慣れるまで時間がかかることもあります。
デミオ 疲れると言われる理由とは
デミオは運転の楽しさを重視したコンパクトカーですが、一部のユーザーからは「運転すると疲れやすい」との声が聞かれます。その主な理由として、アクセルやシート、視界の問題が挙げられます。
まず、アクセルの重さが疲労を招く要因のひとつです。特にガソリン車の一部モデルでは、アクセルペダルの踏み込みに一定の力が必要になるため、長時間運転すると足への負担が大きくなります。都市部でのストップ&ゴーが多い走行では、頻繁にアクセルを踏み込むことになり、より疲れやすく感じることがあります。
次に、シートの硬さも影響を与えています。デミオのシートはスポーティな設計で、ホールド感がある一方、長時間の運転では腰やお尻が痛くなると感じる人もいます。特に、クッション性の少ないモデルでは、長距離ドライブの際に体が疲れやすいと指摘されています。
これらの要因から、デミオは運転に慣れていない人や長距離移動が多い人にとっては、疲れを感じやすい車種といえます。ただし、運転姿勢を意識する、シートクッションを使用する、定期的に休憩を取るなどの工夫をすれば、疲れを軽減することは可能です。
満タンで何キロ走る?燃費の実態
デミオの燃費はモデルやエンジンの種類によって異なりますが、一般的にガソリン車とディーゼル車では大きな差があります。満タン時にどれくらい走行できるのかを知ることで、燃費性能を把握しやすくなります。
ここではDJモデルでの燃費を挙げますが、ガソリン車の場合、カタログ燃費は約19〜24km/Lとされています。ただし、実燃費は運転状況や環境によって変動し、市街地では15〜18km/L、高速道路では20km/L前後となることが多いです。
デミオDJの燃料タンク容量は約44Lなので、実燃費を考慮すると満タンで約660〜880kmの走行が可能です。
一方、ディーゼル車は燃費性能がさらに優れており、カタログ燃費では25〜30km/Lとされています。実際の走行では、市街地で20〜24km/L、高速道路では25km/L以上を記録することもあります。燃料タンク容量が同じく約44Lのため、満タンで約880〜1100kmの走行が可能と考えられます。
このように、デミオの燃費は非常に優秀であり、特にディーゼルモデルは長距離ドライブに適しています。
デミオのメリットデメリットを比較
デミオはコンパクトカーとして人気のあるモデルですが、購入を検討する際にはメリットとデメリットをしっかり理解しておくことが大切です。
ここでは、デミオの主な特徴を比較し、どのような人に向いているのかを解説します。
メリット
- 燃費性能が優秀
デミオはガソリン車でも比較的燃費が良く、ディーゼルモデルに関しては特に燃費効率が高いことで知られています。長距離ドライブや通勤・通学において、燃料代を抑えたい人には魅力的な選択肢です。 - コンパクトで運転しやすい
全長約4メートルと小型で、小回りが利くため都市部の狭い道や駐車場でも取り回しがしやすいです。特に初心者や女性ドライバーにとって、扱いやすいサイズ感となっています。 - デザイン性が高い
マツダ独自の「魂動デザイン」による外観は、コンパクトカーの中でもスタイリッシュで洗練されています。内装も質感が高く、シンプルながら上質な印象を与えます。 - 運転の楽しさを追求
ハンドリング性能が高く、ステアリングの反応が良いことから、運転する楽しさを感じられる車です。スポーティな走行を好む人には満足度の高いモデルといえます。
デメリット
- 乗り心地が硬め
スポーティな走行性能を重視しているため、サスペンションがやや硬めに設計されています。そのため、路面の凹凸を感じやすく、長距離運転では疲れを感じることもあります。 - 収納スペースが少ない
コンパクトカーのため、ラゲッジスペースは限られています。大きな荷物を頻繁に積む人や家族での使用(後部座席の使用)を考えている人には、やや物足りないと感じるかもしれません。 - リセールバリューが低め
デミオは他の人気コンパクトカーと比較すると、中古市場でのリセールバリューが低い傾向にあります。将来的に売却を考えている場合は、価格の下落を考慮する必要があります。 - 視界の問題
デザインがスタイリッシュな反面、ボンネットの先端が見えにくいため、運転初心者にとっては車両感覚をつかむのが難しいと感じることがあります。
このように、デミオにはメリットとデメリットの両方が存在します。燃費の良さやデザイン性、運転の楽しさを重視する人には向いていますが、乗り心地や収納スペースにこだわる人には別の選択肢も検討するのが良いでしょう。
デミオ おすすめ 年式はどれ?選び方のポイント
デミオを中古で購入する際、どの年式を選べば良いのかは重要なポイントです。ここでは、各世代の特徴を踏まえ、おすすめの年式と選び方のポイントを解説します。
1. 最新技術を取り入れた2014年以降の4代目(DJ系)
2014年に登場した4代目デミオ(DJ系)は、マツダの「スカイアクティブ技術」を採用したモデルであり、燃費性能や走行性能が大幅に向上しています。
また、安全性能も強化され、「i-ACTIVSENSE」などの運転支援システムを搭載したグレードも選べるため、より安心して運転したい人には最適です。
このモデルの中でも、2017年以降の年式は、改良が加えられたことで乗り心地や安全機能が向上しており、バランスの取れた選択肢と言えます。
ディーゼルモデルは燃費が特に良く、長距離走行が多い人に向いています。
2. コストパフォーマンスの良い2010年~2013年の3代目(DE系)
3代目デミオ(DE系)は2007年から2014年まで販売されていましたが、特に2010年以降のモデルは改良が加えられ、燃費性能が向上しています。デザインも洗練されており、価格と性能のバランスが良いのが特徴です。
この年式のデミオは、中古市場で手ごろな価格帯で購入できるため、予算を抑えつつも走行性能の良い車を探している人におすすめです。
ただし、安全性能は最新モデルに比べると劣るため、購入時には装備をよく確認することが大切です。
3. とにかく安く購入したいなら2007年~2009年の3代目前期(DE系)
2007年~2009年の3代目前期モデルは、中古市場で特に安価に購入できるのが魅力です。
コンパクトで扱いやすく、燃費もそこそこのため、初めて車を購入する人や、セカンドカーとして考えている人には良い選択肢となります。
ただし、走行距離が多い車両も増えてくるため、整備記録やメンテナンスの履歴をしっかり確認し、状態の良い個体を選ぶことが重要です。
デミオを選ぶ際のポイント
- 走行距離をチェック
走行距離が多い車両はメンテナンスコストが高くなる可能性があるため、できるだけ低走行のものを選ぶと安心です。 - 整備記録や修復歴を確認
事故歴のある車両は安全性や走行性能に影響を及ぼすことがあるため、できるだけ修復歴のない車を選ぶのが望ましいです。 - 燃費性能を考慮
ガソリン車とディーゼル車では燃費性能が異なるため、通勤や長距離ドライブに使うならディーゼル車、街乗り中心ならガソリン車が適しています。
このように、デミオは年式によって特徴が異なるため、自分の用途や予算に合ったモデルを選ぶことが大切です。
特に、4代目(DJ系)の2017年以降のモデルは安全性能や燃費が向上しており、おすすめの選択肢となります。
マツダデミオはやばい?実際の評価と特徴
- 内装の特徴と快適性
- リセールバリューは低い?市場価値を解説
- デミオの安全性能は?現行車と比較
- デミオを買うなら知っておきたい維持費とコスト
- 男性が乗ってもおかしくない?イメージは?
- マツダデミオがやばいについてのまとめ
内装の特徴と快適性
デミオの内装は、コンパクトカーながらも質感の高さが特徴です。
運転のしやすさと快適性を兼ね備えたデザインが採用されており、細部までこだわりが見られます。
ここでは、デミオの内装の特徴と快適性について詳しく解説します。
1. シンプルながら洗練されたデザイン
デミオの内装は、マツダ独自の「人間中心設計」に基づいて作られており、シンプルながらも高級感があります。
特に、ステアリングやインパネには質感の高い素材が使用され、コンパクトカーとは思えない仕上がりになっています。
エントリーグレードではファブリック素材が中心ですが、上位グレードではレザー調のシートが採用され、より上質な印象を与えます。
2. 運転に集中できるコックピット設計
デミオは、ドライバーが直感的に操作できるように設計されています。
メーターは視認性が高く、操作系のボタン類も手が届きやすい位置に配置されているため、運転中のストレスを軽減します。
また、シフトレバーの位置が高めに設定されていることで、スポーティな感覚で操作できるのも特徴です。
3. コンパクトながらも快適なシート
フロントシートは適度な硬さがあり、長時間の運転でも疲れにくい設計です。
ホールド感があり、運転中に体がズレにくいのもポイントです。
一方で、リアシートはやや狭めの設計となっており、大人数での長距離移動には不向きな面もあります。
しかし、シートの形状自体は工夫されており、短時間の移動であれば問題なく快適に過ごせるでしょう。
4. 収納スペースの工夫
デミオの収納スペースは、運転席や助手席周りに適度に配置されています。
ドアポケットやセンターコンソールに小物を収納できるため、日常使いでは十分な収納力があります。
ただし、コンパクトカーという特性上、大きな荷物を積むには限界があり、ファミリー向けとしては少し物足りなさを感じるかもしれません。
5. 静粛性は高めだが完璧ではない
デミオはコンパクトカーの中では比較的静粛性が高く、エンジン音やロードノイズを抑える工夫がされています。
ただし、高速道路などのスピード域が高い場面では、タイヤからのノイズが気になることもあります。
より静かな車を求める場合は、遮音性が向上した後継車種のMAZDA2の購入を検討するのが良いでしょう。
このように、デミオの内装は、洗練されたデザインと実用性を兼ね備えています。
特に運転のしやすさや質感の高さが魅力ですが、リアシートの広さには多少の課題があるため、使用用途に応じて選ぶことが大切です。
リセールバリューは低い?市場価値を解説
デミオは中古市場での流通量が多く、比較的手頃な価格で取引されています。そのため、リセールバリュー(再販価値)が低いと言われることがありますが、実際の市場価値はどのようになっているのでしょうか。
ここでは、デミオのリセールバリューについて詳しく解説します。
1. リセールバリューが低い理由
デミオのリセールバリューが低めとされる要因はいくつかあります。
- 流通量が多い
デミオは販売台数が多く、中古市場にも多く出回っています。そのため、需要に対して供給が過多になり、価格が下がりやすい傾向があります。 - 競争が激しいコンパクトカー市場
コンパクトカーは各メーカーから多くの競合モデルが販売されており、トヨタの「ヤリス」やホンダの「フィット」などと比較されることが多いです。特にハイブリッドモデルが人気の中で、デミオはガソリン・ディーゼルが主力のため、再販時の評価が相対的に低くなることがあります。 - マツダブランドのリセール特性
マツダ車は他メーカーと比べると、新車時の値引きが少ない傾向がありますが、その分、中古市場での価格の下落がやや早いという特徴があります。これはデミオに限らず、他のマツダ車でも見られる傾向です。
2. 高値で売れる条件
ただし、すべてのデミオがリセールバリューが低いわけではなく、高値で売れる条件も存在します。
- 低走行距離の個体
走行距離が少ない車両は中古市場での評価が高く、比較的高値で取引されることがあります。特に5万km未満の個体は、再販時に有利になる可能性が高いです。 - ディーゼルモデルは比較的高値
ガソリンモデルに比べて、ディーゼルモデル(SKYACTIV-D)は燃費性能が優れているため、中古市場での人気が高い傾向にあります。特に長距離走行を想定するユーザーにとって、ディーゼル車の需要は根強いです。 - 上位グレードや特別仕様車
標準グレードよりも、内装や装備が充実している上位グレードや特別仕様車は、リセールバリューが高めになる傾向があります。特に、レザーシートや安全装備が充実したモデルは人気が高いです。
3. デミオの市場価値を考えると…
リセールバリューが低いと言われるデミオですが、価格が下がりやすい分、中古市場ではコストパフォーマンスの良い車として魅力的な選択肢となります。購入時の価格が比較的安価なため、予算を抑えて質の良いコンパクトカーを手に入れたい人には向いています。
また、長く乗ることを前提に購入するのであれば、リセールバリューをあまり気にする必要はありません。特に、メンテナンスをしっかり行い、走行距離を抑えることで、売却時の価格をできるだけ維持することも可能です。
このように、デミオのリセールバリューは高いとは言えませんが、条件によっては良い価格で売却できる場合もあります。中古車としての市場価値が安定しているため、購入を検討する際にはコストパフォーマンスの高さを重視するのも一つの選択肢となるでしょう。
デミオの安全性能は?現行車と比較
デミオはコンパクトカーながら安全性能にも配慮された車ですが、現行車と比べるとどの程度の差があるのでしょうか。
ここでは、デミオの安全性能を確認しながら、最新の車との違いを解説します。
1. デミオの基本的な安全装備
デミオには、マツダの安全技術「i-ACTIVSENSE」が採用されており、グレードによって異なりますが、以下のような機能が搭載されています。
- スマート・シティ・ブレーキ・サポート(SCBS)
低速走行時に前方の車両との衝突を防ぐため、自動ブレーキを作動させるシステムです。特に都市部での運転に役立ちます。 - ブラインド・スポット・モニタリング(BSM)
走行中に後方の車両を検知し、死角にいる車がいる場合は警告を出してくれる機能です。車線変更時の安全性が向上します。 - 車線逸脱警報システム(LDWS)
走行中に車線をはみ出しそうになると警告音でドライバーに注意を促します。高速道路での事故防止に効果的です。 - リアクロストラフィックアラート(RCTA)
駐車場からバックで出る際、左右から接近する車両を検知し、注意喚起してくれる機能です。
2. 現行車(MAZDA2)との比較
デミオの後継車である「MAZDA2」と比較すると、安全性能には大きな進化が見られます。
- 先進的な運転支援技術の向上
MAZDA2では、「アドバンスト・スマート・シティ・ブレーキ・サポート」が搭載され、歩行者にも対応するようになりました。デミオのSCBSは車両のみの検知だったため、安全性が向上しています。 - 車線維持支援機能の追加
MAZDA2では車線逸脱警報に加え、車線を維持するためのステアリングアシストが追加されました。これにより、より安定した走行が可能になっています。 - 全車速対応のアダプティブクルーズコントロール(ACC)
MAZDA2では、先進的なACCが搭載されており、渋滞時でも自動的に加減速を行います。デミオにはこの機能がないため、長距離運転の快適性は現行車が優れています。
3. どちらを選ぶべきか?
デミオは基本的な安全装備を備えており、日常の運転には十分なレベルですが、現行車と比較すると最新の運転支援技術には及びません。特に長距離運転や渋滞時の快適性を求めるなら、MAZDA2の方が優れた選択肢となるでしょう。
一方で、中古車市場ではデミオはコストパフォーマンスに優れており、安全装備を重視しつつも価格を抑えたい人には適した選択肢といえます。どちらを選ぶかは、予算と求める安全性能のバランスを考慮することが重要です。
デミオを買うなら知っておきたい維持費とコスト
デミオを購入する際には、車両価格だけでなく、維持費やランニングコストについても把握しておくことが大切です。ここでは、デミオの維持費の内訳とコストを抑えるポイントについて解説します。
1. デミオの年間維持費の目安
デミオの年間維持費には、以下のような項目が含まれます。
- 自動車税(年額)
- 1.3L(ガソリン):約34,500円
- 1.5L(ガソリン・ディーゼル):約39,500円
- 自動車重量税(車検時)
- 車両重量1.0t未満:15,000円(2年ごと)
- 車両重量1.0t以上:20,000円(2年ごと)
- 車検費用
- ディーラー車検:約8〜10万円
- 民間車検:約5〜7万円
- 燃料費(年間)
- ガソリン車(15km/L):約10万円(年間10,000km走行、ガソリン価格170円/L想定)
- ディーゼル車(20km/L):約7.5万円(軽油価格150円/L想定)
- 保険料(年間)
- 自賠責保険:約13,000円(年額換算)
- 任意保険:約5万〜10万円(等級や年齢による)
2. ガソリン車とディーゼル車のコスト比較
デミオにはガソリン車とディーゼル車があり、どちらを選ぶかで維持費が変わります。
- ガソリン車のメリット・デメリット
- 燃料代はディーゼルより高め
- エンジンオイルやメンテナンス費用はディーゼルより安い
- 初期費用が比較的安い
- ディーゼル車のメリット・デメリット
- 燃費が良く、軽油のため燃料コストが低い
- エンジンオイルやDPF(ディーゼル微粒子フィルター)の交換が必要で維持費が高め
- 走行距離が多い人に向いている
年間走行距離が1万km以上ならディーゼルの燃費の良さが活かせますが、短距離メインならガソリン車の方がトータルコストを抑えやすいです。
3. 維持費を抑えるポイント
デミオの維持費を抑えるためには、いくつかの工夫が必要です。
- 燃費を意識した運転を心がける
急発進や急加速を避けることで、燃費を改善し、燃料費を抑えられます。 - 定期メンテナンスを行う
定期的なオイル交換やタイヤの空気圧チェックをすることで、大きな修理費用を防ぐことができます。 - 任意保険の見直し
保険会社や補償内容を比較し、自分の使用状況に合ったプランを選ぶことで、保険料を抑えることが可能です。 - ディーラーではなく民間工場で車検を受ける
ディーラー車検は安心感がありますが、費用が高めです。民間車検場やユーザー車検を活用することでコストを抑えることができます。
このように、デミオの維持費は燃費や走行距離、メンテナンス次第で変動します。どのような使い方をするのかを考慮しながら、賢くコスト管理を行うことが重要です。
男性が乗ってもおかしくない?イメージは?
デミオに乗る男性は、実用性とデザインを兼ね備えた車を求める堅実な人という印象を持たれることが多いです。派手なスポーツカーや高級車を選ぶのではなく、コストパフォーマンスの良い車を選ぶ合理的な考え方を持つ傾向があります。
特に、デミオのスタイリッシュなデザインは、落ち着いた雰囲気の中にも洗練された印象を与えます。マツダ独自の「魂動(こどう)デザイン」による力強いフロントフェイスや、コンパクトながら上質感のあるフォルムが特徴です。そのため、「シンプルで洗練されたデザインを好む人」や「目立たないがスマートな選択をする人」といったイメージを持たれることがあります。
また、デミオは運転の楽しさにもこだわった車であり、特に DJ系のディーゼル6MTモデル は、走りを楽しみたい男性にとって満足度の高い選択肢となります。軽量なボディに高トルクのディーゼルエンジンを組み合わせることで、低回転域から力強い加速が可能です。
このように、デミオに乗る男性は「堅実」「運転好き」「コスパ重視」といった特徴を持つことが多いです。街中での馴染みやすさもあり、幅広い年齢層に受け入れられる車といえるでしょう。
マツダデミオがやばいについてのまとめ
マツダデミオは初代から人気のコンパクトカーですが、一部でやばい、買うなといった意見もあります。
しかしながら性能に対してのコスパはかなり高く、運転もスポーティーで楽しいと評判のおすすめ車種です。
記事のポイントについてまとめます
- 中古のデミオは年式が古いと燃費性能が低下しやすい
- 生産終了モデルは部品の入手が難しくなることがある
- リセールバリューは低めで価格の下落が早い傾向
- サスペンションが硬めで長時間の運転は疲れやすい
- 1.3Lエンジンは加速力が物足りないと感じる人もいる
- デザインが流線型のためフロント視界が見えにくい
- ディーゼルモデルは燃費が良く長距離向き
- 運転の楽しさを重視する人にはハンドリング性能が魅力
- 内装はコンパクトカーの中では質感が高め
- 収納スペースが少なく荷物を多く積むには不向き
- 安全性能は一定水準あるが最新車種には劣る
- 維持費はディーゼル車の方が燃料代を抑えやすい
- 初心者には車両感覚がつかみにくいとの意見もある
- 街乗りメインならガソリン車、長距離ならディーゼルが適している
- コスパ重視の人や運転好きな人にはおすすめできる車種