新型アクアの評判は悪い?おすすめグレードや後悔しない選び方

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アクアはトヨタの人気ハイブリッド車ですが、一方では新型アクアの評判は悪いという声を目にすることもあります。実際に購入したものの 失敗したといった声や、新型アクアはあまり見かけないといった声があるのも事実です。

評判が悪いと言われる理由には、価格の高さや走行性能への不満、内装の質感がひどいと指摘されることが関係しています。さらに、実際に購入したユーザーからは「後悔した」「やめとけ」という厳しい意見もあるため、慎重に判断する必要があります。

しかし、新型アクアは欠点だけではなく、燃費性能や運転のしやすさ、安全装備の充実度など、高く評価されているポイントもあります。また、年齢層別の評価を見ても、30代から50代を中心に安定した人気を誇っており、特に都市部での取り回しの良さが好評です。

本記事では、新型アクアの評判や欠点を詳しく解説し、購入前に知っておくべきポイントを紹介します。自分に合ったおすすめグレードも紹介していますので、新型アクアの購入を検討している方は、ぜひ最後までご覧ください。

記事のポイント

  1. 新型アクアの評判が悪い理由や具体的な欠点について理解できる
  2. 価格や走行性能、内装の質感に関する不満点を把握できる
  3. 購入時に後悔しやすいポイントや「やめとけ」と言われる理由を知ることができる
  4. おすすめのグレードや新型アクアのメリットも理解できる
目次

アクアの新型は評判が悪い?やめとけと言われる理由

アクアの新型は評判が悪い?やめとけと言われる理由

トヨタ公式

  • 新型アクアの評判が悪いと言われる理由
  • 内装がひどいとの声について
  • やめとけと言われる11の欠点
  • 新型アクアは失敗?
  • 見かけないのはなぜ?

新型アクアの評判が悪いと言われる理由

新型アクアの評判が悪いと言われる理由

新型アクアの評判が悪いと言われる理由には、主に「価格」「内装」「走行性能」の3つが挙げられます。

価格の高さ

新型アクアの上位グレードは総額で330万円近くになることがあり、これはコンパクトカーとしてはかなり高めの価格設定です。同じトヨタのヤリスやホンダのフィットといった競合車種と比べても価格が高いため、コストパフォーマンスに不満を感じる声が多く見られます。

内装の質感

先代モデルよりも質感は向上しているものの、インパネやドアパネルにプラスチック素材が多く使われており、チープな印象を受けるとの意見があります。さらに、後部座席の居住性も狭く、特に天井の低さが窮屈さを感じさせる原因となっています。このため、競合車種と比較すると「質感や広さで劣る」という評価が目立ちます。

走行性能

新型アクアは発進時や低速域でのレスポンスが良く、40km/hまでEV走行が可能な点は評価されていますが、高速域での加速力や直進安定性に欠けるという指摘があります。特に、日産ノートe-POWERと比較すると、モーターの力強い加速感が物足りないという声があります。

内装がひどいとの声について

内装がひどいとの声について

新型アクアの内装について、「ひどい」との評価が一部で見られる理由には、「素材の質感」「居住性」「デザイン」の3つが関係しています。

素材の質感

新型アクアのダッシュボードやドアパネルにはプラスチック素材が多く使用されています。このため、見た目や手触りがチープに感じることがあります。特に「Z」や「G」などの上位グレードではシートやステアリングに合成皮革が使用されていますが、他の部分の素材感とのギャップを感じるユーザーが少なくありません。これにより「内装が高級感に欠ける」という印象を受けるようです。

居住性

特に後部座席の足元や天井の高さが狭く、長時間の乗車では窮屈に感じるケースがあるようです。同じトヨタのヤリスやホンダのフィットと比較しても、アクアの室内空間はやや狭いとされています。また、後部座席の背もたれの角度が直立気味なため、リラックスして座れないとの指摘もあります。

デザイン

シンプルで機能的なデザインを採用しているものの、「個性が感じられない」「地味すぎる」といった意見があります。内装カラーも落ち着いたトーンが中心のため、華やかさや特別感に欠けると感じるユーザーがいるようです。

やめとけと言われる11の欠点

やめとけと言われる11の欠点

新型アクアには高く評価されているポイントが多い一方で、いくつかの欠点も指摘されています。特に次の11点が「やめとけ」と言われる理由として挙げられます。

斜め後方の視界が狭くて見にくい
サイドウィンドウの形状やCピラーのデザインにより、斜め後方の死角が広くなっています。駐車や車線変更時に注意が必要です。

後席が狭い
先代よりも広くなったものの、後席の足元スペースは競合車に比べるとやや窮屈です。

電動パーキングブレーキが非採用
このクラスでは採用されている車も多い中で、足踏み式を継続しているため操作性に不満を感じるユーザーがいます。

標準シートの質感が安っぽい
ファブリック素材が安価に見え、座り心地も平均的です。

バックドアの跳ね上がりが高い
ドアの開閉時に身長が低い人には扱いにくいと感じる可能性があります。

エアコンの操作がしにくい
タッチパネル式で操作が直感的でなく、慣れるまで時間がかかるという声があります。

高速時にエンジン音がうるさい
エンジンの遮音性が不足しており、高速走行時にロードノイズや風切り音も目立ちます。

シートメモリー仕様がない
複数のドライバーが使う場合、シートポジションを毎回調整する必要があります。

エンジンブレーキ音が大きい
パワープラスモード使用時、バッテリーが満タンになるとエンジンブレーキがかかる音が大きく感じられることがあります。

パワープラスモードがリセットされる
エンジンを切るたびにパワープラスモードが解除され、毎回設定し直す必要があります。

後部座席の中央が狭い
背もたれが急で、中央席は長時間の乗車には不向きです。

これらの欠点は一部のユーザーにとって不満点になっていますが、使用環境や優先事項によっては妥協できる範囲とも言えます。

新型アクアは失敗?

新型アクアは失敗?

新型アクアが「失敗」と言われる理由の一つは、ヤリスとの競合です。新型アクアは2021年7月にフルモデルチェンジを行い、デザインや機能が一新されましたが、トヨタの中でヤリスとターゲット層が重なっています。ヤリスはハイブリッドモデルだけでなくガソリンモデルもラインナップしており、価格もアクアより安価に設定されています。そのため「価格が安く、選択肢も豊富なヤリスに人気が集中している」という状況が生まれています。

また、新型アクアは「ハイブリッド専用モデル」という点も影響しています。ヤリスはガソリンモデルも選べるのに対し、アクアはハイブリッドモデルしか用意されていません。これにより、低価格帯の選択肢が限られ、価格競争力が低くなっているのです。

その結果、「新型アクアは失敗」という見方につながっています。ただし、新型アクアは燃費性能や走行性能が優れており、実際に乗ったユーザーからの評価は悪くありません。価格や競合車との関係から販売台数が伸び悩んでいるだけであり、クルマとしての完成度が低いわけではありません。そのため、「価格」「競合車との関係」「ラインナップ戦略」を踏まえたトヨタの戦略次第で、今後巻き返す可能性は十分にあるでしょう。

見かけないのはなぜ?

新型アクアが「街で見かけない」と感じる理由には、販売台数の減少市場環境の変化が関係しています。特に、以前のように街中で頻繁に見かけなくなったのは、販売台数そのものが大幅に減少していることが直接的な原因です。

2013年に初代アクアが大ヒットした際には、月間平均販売台数が約2万台を超えていました。特に法人需要やレンタカー需要が高く、営業車や社用車として広く普及していたため、街中で見かける機会も非常に多かったのです。しかし、新型アクアの2024年1月から8月までの月間平均販売台数は約4,895台にとどまり、2013年の約22%程度に落ち込んでいます。このため、単純に「台数が少ない」という現象が、「街で見かけない」と感じる要因となっています。

ただし、アクアが「見かけない=売れていない」というわけではありません。現行アクアは2024年1月から8月までの平均販売台数が4,895台で、ヤリスのハイブリッドモデルの月間販売台数(約3,000台)よりも多い状況です。つまり、台数としては決して低くはなく、街中で目立たなくなっているのは、単純に市場環境や車種ラインナップの変化が影響していると考えられます。

新型アクアは「販売台数が少ないから見かけない」のではなく、「市場全体の需要がSUVや他モデルに移行しているから目立たなくなった」というのが実情です。

新型アクアの評判は悪いものより良いものが圧倒的に多い

新型アクアの評判は悪いものより良いものが圧倒的に多い

トヨタ公式

  • 新型アクアの年齢層
  • おすすめグレード
  • 寒冷地仕様をつけずに後悔との声
  • 乗ってる人の口コミ・感想レビュー
  • 新型アクア評判悪いについてのまとめ

新型アクアの年齢層

新型アクアの年齢層

新型アクアの購入年齢層は、30代から50代と幅広い世代にわたります。アクアは「コンパクトで運転しやすいサイズ感」「低燃費」「環境性能の高さ」を備えており、特に都市部での使用に適しています。また、ハイブリッド専用モデルという特性から「経済性や環境負荷の低減」を重視する層に受け入れられやすい点も影響しています。

30代から40代では、燃費性能や取り回しの良さが評価されています。コンパクトなサイズのため、狭い道路や駐車場でも扱いやすく、初心者や女性ドライバーにも人気です。また、安全装備や運転支援機能が充実しているため、子育て世代にも好評です。

一方で、50代以上からは静粛性や乗り心地の良さが高く評価されています。燃費の良さが家計に優しく、長く乗り続けられる点が購入理由となっています。

さらに、新型アクアは若年層からも注目されています。ソニー損保が実施した「2025年 20歳のカーライフ意識調査」では、アクアが欲しい車の1位に選ばれています。コンパクトで扱いやすく、燃費の良さが若者にも魅力となっているようです。

参考:ソニー損保「2025年 20歳のカーライフ意識調査」

おすすめグレード

おすすめグレード

新型アクアには「B」「X」「G」「Z」「GR SPORT」の5種類のグレードが用意されています。それぞれ装備や性能に違いがあり、使用目的や予算に応じて選ぶと良いでしょう。

おすすめは「G」グレード

「G」は価格と装備のバランスが良い点が魅力です。価格は2WDモデルで約229万円(E-Fourは約249万円)で、最上位グレードの「Z」よりも安価ながら、主要な安全装備や快適装備が充実しています。

  • バイポーラ型ニッケル水素電池が標準装備され、40km/hまでEV走行が可能

  • 運転席・助手席のシートヒーター、オートエアコン、ナノイーX(空気清浄機能)を搭載

  • コストパフォーマンスが非常に高い

コスパ重視なら「X」グレード

「X」は約214万円(E-Fourは約234万円)と価格が抑えられているため、コスパを重視するユーザーに適しています

  • 必要な装備をオプションで追加可能

  • 基本的な安全装備や走行性能は「G」と同等

予算に余裕があるなら「Z」グレード

「Z」は約256万円(E-Fourは約276万円)で、上級装備が魅力です。

  • Bi-Beam LEDヘッドランプや15インチアルミホイールを標準装備

  • 10.5インチの大型ディスプレイオーディオやカラーヘッドアップディスプレイを搭載

スポーティーな走りを求めるなら「GR SPORT」

「GR SPORT」は約266万円で、専用チューニングサスペンションや剛性アップパーツを搭載。

  • 走行性能を重視したモデル

  • スポーツ走行を楽しみたいユーザー向け

寒冷地仕様をつけずに後悔との声

寒冷地仕様をつけずに後悔との声

新型アクアで「寒冷地仕様を付けなかったことを後悔した」という声が多くあります。寒冷地仕様にはウィンドシールドデアイサー排気熱回収機リアヒーターダクトPTCヒーターなどが含まれており、寒い地域での走行を快適にします。価格は約2万〜5万円程度と比較的安価でありながら、寒冷地に限らず冬場の快適性や安全性が大きく向上します。

また、ヒーターが早く効き始めるため、燃費改善や暖房効率の向上にもつながります。さらに、ウィンドシールドデアイサーが付いていることで、フロントガラスの凍結を素早く溶かせるため、忙しい朝に便利です。これだけの装備が2万円程度で付けられるため、コストパフォーマンスが非常に高いといえます。結果として「価格に見合った効果がある」という理由から、後悔の声が多く挙がっているのです。

参考:トヨタ|Q:寒冷地仕様の装備を教えて

乗ってる人の口コミ・感想レビュー

新型アクアに乗っているユーザーの口コミやレビューを見ると、「燃費性能」「取り回しの良さ」「走行性能」に関しては好意的な意見が多く見られます。

特に燃費性能に関しては高評価です。新型アクアはハイブリッド専用モデルであり、WLTCモードで33.6km/Lという燃費性能を誇ります。実際に乗っているユーザーからも「街中で25km/L~30km/Lは出る」「長距離でも燃費が落ちない」など、実燃費が良いという意見が多く見られます。このため、「ガソリン代がかなり節約できた」という声も目立ちます。

取り回しの良さについても好評です。全長4,050mm、全幅1,695mmというコンパクトなサイズ感で、小回りが利きやすく、狭い道や駐車場でもスムーズに取り扱えるとの評価があります。視界も広く、運転しやすいという声が多いため、初心者や女性ドライバーからも「運転がしやすい」との評価が目立ちます。

一方で、走行性能に関しては賛否が分かれています。低速域でのレスポンスやEV走行の滑らかさは高評価ですが、高速域での加速力や直進安定性に課題があるとの指摘があります。また、「ロードノイズが気になる」「段差で振動を感じやすい」という意見もあり、静粛性や乗り心地に関しては改善の余地があるようです。

価格や内装に関する不満も一部見られます。特に「価格が高い」「内装の素材感が安っぽい」といった声が目立ちます。ただし、「燃費の良さや維持費の安さを考えれば納得できる」との意見もあるため、コストパフォーマンスを重視する場合には新型アクアが有力な選択肢になることでしょう。

参考:みんカラ|クルマレビューアクア
価格.com|アクア 2021年モデル のユーザーレビュー・評価


新型アクア評判悪いについてのまとめ

記事のポイントについてまとめます

  • 新型アクアの価格が競合車より高く、コストパフォーマンスが低い
  • 内装にプラスチック素材が多く、安っぽく見える
  • 後部座席が狭く、天井の低さで窮屈さを感じる
  • 高速域での加速力や直進安定性が物足りない
  • 電動パーキングブレーキが非採用で操作性に不満がある
  • パワープラスモードがエンジン停止でリセットされる
  • エンジンブレーキ音が大きく、不快に感じる場合がある
  • 斜め後方の視界が悪く、駐車や車線変更時に注意が必要
  • エアコンの操作が直感的でなく、慣れるまで使いにくい
  • シートメモリー機能がなく、毎回シート位置を調整する必要がある
  • 高速走行時のエンジン音やロードノイズが目立つ
  • バックドアの跳ね上がりが高く、小柄な人には扱いにくい
  • デザインがシンプルすぎて個性や高級感が感じられない
  • 寒冷地仕様をつけなかったことを後悔する声が多い
  • ヤリスとの競合で販売台数が伸び悩んでいる
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